成長過程

絵のこととか日頃のこととか話します

新しく心理学の勉強を始めた話

こんにちは、いーりです。

今回はいつにも増して短めです。

 

元来他人に対する「共感」の能力が低く、空気を読むなんて到底できなかった自分。これはまずいと思ったのが先か「ヒトはどう考え、感じるのだろう」と思ったのが先か、今は心理学の勉強を始めました。

疑問に対してすぐに行動できるのは、高校時代の後輩の態度のおかげですね。今はプロのサックス奏者として活躍していますが、とにかく行動力の化身だった。

そして「勉強」というものに対して嫌悪感がなくて本当によかった、と思います。専門書?読む読む、って感じ。洋書?英語なら読もうと思える、って感じ。TOEICのリーディング死んでるけど、教科書英語だからね。あと出てくる語彙も少ないのでそのうち覚えられる。特にシュプリンガーから出てるものとかは読みやすい気がする。しないですか?

有識者各位、読みやすい良書が揃ってる出版社教えてください。私は村上春樹が読めないんだ。鷲田清一先生万歳。

 

とりあえずまあ近年ポピュラーな認知心理学からかなと思い、認知心理学と自我心理学の本を1冊ずつ読みましたが(どちらも和書ないし和訳本)、なかなか面白いですね。自我心理学の本は絶版になっていたところを、中古でありがたいことにだいぶ手頃な価格で買えました。どうしても読みたかったので僥倖です。

なお、この書籍の選定は心理学専攻の友人に手伝ってもらいました。ありがたや。

 

ところで、数学は洋書で学ぶとニュアンスが伝わりやすくていいんですが、心理学はそのあたりどうなってるんですかね?文化的や歴史的背景加味しないといけない?

それに「心理学は統計学みたいなもん」と言ってのけた方を目にしましたが(言いたいことは分かる)、サンプル数どうやって多く取るんですかね。条件設定かなり難しい気がするんだけど。統計学は数理統計学しかやってこなかったから分からない。サンプル数の少ない状態で「トーケーですドヤッ」てされたら「ううん……ああそう……」ってなるけどどうなんだ。

 

人の気持ちは分からなくても、気持ちの傾向を学ぶことはできるので、その点において有益かなと思います。特に自我心理学は後に精神分析学に吸収されているので、あまり本もありませんし、それ単体として追うのはあまりやらないほうがよいのかも、と思ったり。そんなことないですかね?

 

今は新しい教科書を自分で選定して読んでいるところです。広く浅くな本(つまり行間がかなり多い)なので、入門としてはなかなかハードなところを選んだなと思いつつ、気になるところから徐々につまみ食いしていこうと思います。

 

心理学と心の哲学とはどう違うのですか、と以前カウンセラーさんに尋ねたところ、「明確な線引きはない」という回答を得ました。これも気になるポイント。心の哲学も興味あるので。あ、科学哲学も勉強始めたんですがさっぱりわからないですね。言葉に耳なじみがなさすぎる。同じ自然言語とは思えない。